「福岡市民会館の再整備に伴う拠点文化施設への
 中規模音楽専用ホールの設置を求める要望書」の提出について



福岡音楽団体連絡会では、年末より「福岡市民会館の再整備に伴う拠点文化施設への中規模音楽専用ホールの設置を求める要望書」の署名活動を、福岡県合唱連盟、福岡三曲協会、福岡マンドリン連盟、福岡県オーケストラ連絡会議、福岡おかあさんコーラス連絡会、18世紀音楽祭協会、福岡ピアノ連盟と共同で展開してまいりましたが、本日、平成24年1月30日(月)に15,774人の署名を添えて、福岡市長宛てに要望書を提出しました。

この署名活動は、年末に福岡市より「福岡市拠点文化施設基本構想(案)」が公表されて、その内容があまりにも「音楽軽視・演劇重視」の内容となっていたことから、福岡都市圏で活動する音楽関係の連合組織が一致団結して取り組んだものでした。

福岡市が市民意見を募集するのは1月31日までということで、実質3週間程度という非常に限られた期間の活動ではありましたが、1万人の目標を大きく上回る署名をいただき、「中規模音楽専用ホール」の整備のみならず、福岡市の音楽環境を向上することへの関心の高さを実感することができました。

今回、ご署名をいただきました、1万5千人を超えるみなさまに、厚くお礼申しあげます。ありがとうございました。

福岡音楽団体連絡会では、引き続き、「福岡市民会館の再整備に伴う中規模音楽専用ホールの整備」のほか、福岡の音楽文化環境の向上のための様々な活動を展開してまいりますので、今後とも皆様のご協力をお願い申し上げます。

「福岡市民会館の再整備に伴う拠点文化施設への中規模音楽専用ホールの設置を求める要望書」

1.要望趣旨
 福岡市を拠点に活動するオーケストラ、マンドリン、合唱、三曲を始めとした音楽団体や演奏家は、音響の優れた中規模ホールが市内にないことから演奏会場の確保に大変苦慮しております。また、コンサートホールの不足から優れた音楽鑑賞の機会も失われています。
 この度公表されました「福岡市拠点文化施設基本構想(案)」の実現にあたり、是非とも「中規模音楽専用ホール」を整備していただくよう強く要望いたします。

2.要望内容
 福岡市民会館の再整備に伴い検討されている「福岡市拠点文化施設」に、客席数600〜800席程度の「中規模音楽専用ホール」を整備すること。

3.本日の出席者
 福岡音楽団体連絡会
  会長 石川純一
  顧問・前会長 香月ハルカ
  事務局長 真隅 潔
 福岡県合唱連盟
  福岡支部長 副支部長 池田正子
 福岡三曲協会
  会長 宮地牙山
  筝曲鶯絃会主宰 河原久子
 福岡マンドリン連盟
  事務局長 酒井一能
 福岡県オーケストラ連絡会議
  事務局長 田中正治
 福岡おかあさんコーラス連絡会
  事務局長 山田幸子

 
石川会長から渡辺副市長に要望書を読み上げて手渡しました。


福岡三曲協会の宮地会長から署名簿(3冊中の1冊)を手渡しました。


出席者と渡辺副市長